ハモン・セラーノ(スライス)【スペイン】 200g
生ハム王国スペイン国内でも評価の高いモンテサーノ社のハモン・セラーノです。
ハモン・セラーノは、大きく育った白豚の後脚と前脚を塩漬けにしてから長期間風乾させてつくる伝統的な保存食で、スペインが国として熟成期間を最低7カ月と定めているものです。
Montesanoのハモン・セラーノは、その基準を大幅に超えて18カ月熟成させています。長期間熟成することで、深い香りとしっとりと凝縮したうま味を味わえるようになりました。
骨付きのハモン・セラーノを輸入し、食べやすいよう日本の生ハムスライス専門工場でパック詰めしています。
【原材料名】
豚モモ肉(スペイン産)、食塩/発色剤(硝酸K、亜硝酸Na)
【製品に含まれるアレルギー物質 28品目中】
豚肉
ハモン=ハム、セラーノ=山で「山のハム」
ハモン・セラーノは、スペインとポルトガルの国境に近い山頂の村にあるMontesano(モンテサーノ)というハモン(生ハム)専門工場で作られています。この村は標高が高くて夏と冬、昼と夜の温度差が大きく、空気が乾燥しているため、昔から冬の寒さと夏の暑さ、窓の開閉による湿度調整だけでハモン・セラーノがつくられてきました。
あえて工業的につくらない伝統のスローフード
イベリア半島でローマ時代から作られてきたハモン・セラーノ。今でも田舎の村では冬になると家で飼育していた豚を屠畜して納屋で乾燥・熟成させてハモン(生ハム)や腸詰などの保存食を作るマタンサと呼ばれる儀式が行われます。この伝統的な作り方を再現しようと、できるだけ自然の気候を利用するから時間が掛かるのです。
メルカド(市場)にも、バル(居酒屋)でも
スペイン人は1年間に4㎏も生ハムを食べるといわれています。街に必ずあるメルカド(市場)やスーパーマーケットはもちろんのこと、高速道路のドライブインでも様々な会社の骨付きハモン・セラーノやハモン・イベリコが吊るされています。また、バル選びでも店内に吊るしてあるハモンをチェックするのは普通のことです。
朝ごはんでも、お弁当でも人気の生ハムサンド
スペインでは朝、パンをトーストしてオリーブオイルを掛けてハモンを乗せたボカディーリョという料理を食べることもよくあります。子供たちのおやつの人気メニューでもあるボカディーリョは街のパン屋さんや駅構内で必ず売っていて、電車の中で30㎝もあるボカディーリョを頬張っている人を見かけることも珍しくありません。
スペインのバルみたいにして楽しもう①
バルでは最初にハモンとオリーブの実にビールかワインを頼むのが定番です。もちろんそれだけで十分美味しいのですが、ハモンを料理の材料にする方法も沢山あります。上の写真はトーストにマッシュルーム入りスクランブルエッグを乗せ、刻んだハモンをトッピングしたメニュー。一口大に切り分けるとオードブルになりますね。
スペインのバルみたいにして楽しもう②
スペイン人は大の卵好き。フライドポテトやピーマンのソテーなどの上に半熟の目玉焼きを乗せ、ハモンを添えたらグチャグチャに混ぜ合わせます。トロっとした半熟の黄身がソースの代わりになるので美味しく食べられるのです。バルではパンの上に小さく切ったハモンとウズラの卵の目玉焼きを乗せたタパスも見かけます。
スライスパックなので解凍だけで食べられます
召し上がる日の前日に冷蔵庫に入れて解凍するのがお勧めです。(召し上がる直前の流水解凍でも大丈夫です。)解凍後は必ず4℃以下の冷蔵庫で保管し、3日以内にお召し上がりください。
※ 美味しく食べていただくために再凍結はおすすめしません。